GIMP | GIMPで写真をキレイにする方法(3) 目次
GIMPで写真をキレイにする方法(3)
デジタルカメラ等で撮ったが、暗い写真になってしまった、という経験の方はいらっしゃると思います。
GIMPでは、キレイに写真を補正する方法が複数あります。
今回は明るさ・コントラストを使った方法で以下の写真をキレイにしようと思います。
①明るさ・コントラストを選びます
色メニューから明るさ・コントラストを選びます。
明るさ・コントラストのダイアログボックスが現れます。
②「明るさ」「コントラスト」の補正を行います
「明るさ・コントラスト」ウィンドウが出てきますので、「明るさ」(画像全体の色を明るく・暗くする)「コントラスト」(色のメリハリを強く・弱くする)のスライダを操作して色の補正を行います。
「明るさ」のスライダを右にすると明るくなり、左にすると暗くなります。「コントラスト」のスライダを右にすると鮮明になり、左にするとボヤけた感じになります。今回は「明るさ」右にして画像全体の色を明るくし。「コントラスト」を適度に右にしてメリハリをつけました。
補正が終わったら、最後にOKをクリックします。
③明るさ・コントラストの補正の完成です
先ほどは暗かった写真が明るくなったのが分かると思います。この方法は「トーンカーブ」を使用するより簡単に出来ます。短時間で写真を明るく補正したい場合におススメです。
GIMPとは
撮った写真等を補正したりするのに必要なのが、フォトレタッチソフトです。
代表的なアプリケーションはPhotoshop CCです。しかし、このアプリケーションは、現在では月額制で、お金がかかります。Photoshop CCは、プロ用途で使用するアプリケーションで、そのため販売元であるAdobeでは、一般・家庭向けにPhotoshop Elementsという商品を出しています。
これは月額制ではなく買い切りのアプリケーションです。ただ値段が高く、最新版のPhotoshop Elements 2021で2万円以上します。本格的なフォトレタッチをするのではなく、仕事で簡単な写真の加工をする程度の方には、手が出しにくい…それが本音でしょう。
そんな方におすすめしたいのがGIMPというアプリケーションです。
このアプリケーションは、フリーのアプリケーションなのですが、有料のグラフィック編集ソフトウェアと比べても遜色のないレベルの機能を備えています。独特のインターフェイスをしていますが、操作は簡単で、コンピュータ上のほとんどの画像の加工が可能です。もともとWEB用のグラフィック編集を想定して開発されたアプリケーションなので、本格的な商業印刷業務には向いていないのですが、仕事で簡単な写真の加工をする程度の方には十分なアプリケーションです。
▲これがGIMPの画面で、独特なインターフェイスをしていますが、操作自体は簡単です。
GIMPは元々はUNIX系のソフトウェアでしたが、現在はWindows版、Mac版があります。このアプリケーションがあれば簡単に画像の補正等が出来ます。入手先はこちらをクリックして下さい。そこでお使いのOSの物をダウンロードして下さい。なお私はMacを使用しているので、Mac版を使っております。
▲GIMPのWEBページに行くと、ダウンロードが無料で出来ます。